
町田市では、都市農地・都市農業の魅力を市民の皆さんに知っていただくために、様々な取組を「まちだベジハブ」と呼んでいます。
まちだの都市農地
町田市の都市農地の保全・都市農業の活性化を目指し、年々減少する農家をまちづくりの視点からも保全し、多様な活用を通じて、地域の価値向上につなげていきたいと考えています。

まちだの市民と農をつなぐ「まちだベジハブ」
そのためには、まちだに関わられている皆さんに、農地や農業にふれ、理解を深めていただくことが必要です。
市では、地元の農業者と、まちだの農に関心がある市民や企業などさまざまな立場の方々をつなぐプラットフォームを形成し、その仕組みや取組を総じて、「まちだベジハブ」と呼んでいます。
今後はさらに関係の輪を広げ、農をより身近に感じ、楽しめる環境や機会づくりを進めています。

まちだベジハブの将来ビジョンと取組方針
まちだの農に関心ある方々の意見から、町田の都市農地・都市農業が目指す将来像や、今後具体的に取り組んでいきたいことを取組方針に整理しました。
◆将来ビジョン

◆取組方針
【取組方針1】まちだの農に関する関係者の意見交換や交流の場づくり

- 関係者が集まり交流・連携できる場づくり
- 課題解決や新規取組に関する意見交換の機会づくり
- 情報交換や情報共有の場づくり
【取組方針2】まちだの農に関する身近な相談の場づくり

- 新規就農者や農地拡充のための農地の貸借に関する円滑な相談環境づくり
- 新規就農者等の栽培や販売に関する相談環境づくり
【取組方針3】新規取組等に向けたプロジェクトチームの組成と新規取組の推進

新規取組等を実践するチームの組成
【例】新規農産物栽培、野菜の直売(マルシェ)、体験交流、余剰農産物の活用、その他新規取組
【取組方針4】援農ボランティアの拡充

- 援農ボランティアの拡充
- 市民の農作業体験機会の推進
【取組方針5】まちだの市民と農をつなぐ交流体験機会の創出

- 市民がまちだの農への理解を深める体験の実施
- 子ども等が農を楽しめる体験の実施
【取組方針6】まちだ野菜の多様な販売方法の展開

- 新たな販売機会の創出
- 既存の販売機会の拡充や工夫
【取組方針7】まちだの農に関する情報共有と情報発信

- 関係者間の取組に関する情報共有
- 市民等へ情報発信および強化
- イベント等を通じた市民参加のPR
【取組方針8】まちだの市民と農をつなぐ担い手の発掘・育成

- 市民等の多様な活動とまちだの農との連携推進
- 事業者へのまちだの農への関わりPR
※まちだベジハブ概要版(PDF)はこちらからダウンロードできます。
まちだベジハブモデル地区(下小山田・図師町エリア)
市内全域で展開していく「まちだベジハブ」の取組を、その地区の特色を活かしながらより実感できる先導的なエリアをまちだベジハブのモデル地区に設定しました。



※まちだベジハブモデル地区概要版(PDF)はこちらからダウンロードできます。